施工例

耐震総合リフォーム【長野県上伊那郡 T様邸】レポート6 耐力壁、玄関

2011年9月13日
 在宅のまま耐震総合リフォームを行っているT様邸。第2期工事、解体されて広々となった和室2部屋にて、筋交い増設などの様子をお伝えします。

床板撤去、解体完了

床板を外します。コンクリートの床下があらわに。 廃材がトラックいっぱい
 床下は露地でなくコンクリートで覆われています。おかげで湿気が少なく、状態は良好。
廊下から テラスから 庭から
 ほぼ解体が完了。柱も筋交いも少ないのがわかります。
「大地震が起きると大破壊の危険あり」と診断されたこのお住まいを、地震に強い家に生まれ変わる工程がスタートします。

資材到着

床板や根太用の材 床用断熱材 床柱は梁に
 床の間の柱は、梁に打ち付けて保存。家の歴史が、見えない場所に受け継がれます。

耐力壁

壁を増築 耐震金具 同左
 住宅の耐震性能は壁が多くなるほど向上します。
これまで和室を隔てるふすまがあった位置に、壁を設けます。
既存の壁にも、筋交いを追加。すでに筋交いがある部分も含め、大量のスクリューねじでがっちりと留める耐震金具で接合します。
中央部分が耐力壁 パノラマ合成。クリックで拡大
 床部分は、すでに大引や根田が組み上がっています。
床工事の様子は次回のレポートにてお届けします。

玄関廻り

廊下から玄関方向 玄関脇の窓も交換です サッシが入りました
 廊下や玄関の内壁も取り除かれ、耐火ボードが設置されることになります。

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