施工例
耐震総合リフォーム【長野県上伊那郡 T様邸】レポート5 第2期解体
2011年8月23日 上伊那郡のT様邸では、盆明けから第二期工事が始まりました。
引越しをせずにリフォームするので、1階部分の工事は3回に分けて行います。
昭和50年に建てられたこちらの住宅は、耐震診断の結果、総合評点が「0.37」との判定となりました。現在の建築基準法では評点「1.0」が「震度7の地震が起きても全面倒壊の危険はない」とされていますから、0.37はかなり危険な状況です。
詳しい内容としては、偏心(地震の際のねじれ)強度が0.57と低く、とくに南北方向の力に対する強度が低くなっていることが分かりました。
このため、今回のリフォームでは1階部分に24箇所の耐力壁を設けるとともに、各所に耐震金具を設置するなどして総合評点が1を大きく超えるリフォームを行います。
解体前
八畳座敷のパノラマ合成写真 | ||
第二期工事の対象となるのは、純和風の八畳間と四畳半の二部屋です。 これまであまり使われていなかったとのことですが、リフォーム後は八畳の洋間2部屋に生まれ変わり、お施主様ご夫婦の寝室などになる予定です。 |
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八畳間の壁には雨漏りによる染みも | ||
四畳半座敷のパノラマ写真 | 天井 | |
※パノラマ合成のため写真の一部に歪みがありますがご了承ください。 | ||
外観 | 廊下側から | |