施工例

リフォーム【飯島町 宮下様邸】レポート10

2011年5月26日

 飯島町の宮下様邸レポート10は、トイレや廊下の左官工事の様子をお伝えします。

モルタル練り

砂にセメントを混ぜ 水を加えて 手早く練ります
 「セメント」「モルタル」「コンクリート」の違いをここで。
 セメントとは、石灰などを原料としたもの(主に粉状)で、モルタルやコンクリートの材料となるいわば接着剤。 セメントに砂と水を加えればモルタル、さらに砂利を加えるとコンクリートになります。

トイレ小窓埋め

 トイレの壁下の方に開いている小さな小窓。明り取りのためらしいですが、昔ながらの風景ですね。
 リフォームにあたり不要になるので、窓を取り外し埋める作業です。
汲み取り穴を埋めます 小窓を外し モルタルで埋めます
 窓をハンマーなどで叩いて取り外し、コンクリートブロックをはめてモルタルで埋めます。
一日おいて上塗り 板で平らにならし 最後の仕上げ
 穴を埋めたモルタルを一度乾かしてから仕上げ塗りを行います。一度に仕上げてしまえば作業は早く済みますが、モルタル壁を長持ちさせるためには必要な手間です。
トイレ内部も完了 廊下の壁にはラスを
 廊下の壁には、下地が石膏ボードの部分があるので、モルタルの付着を良くするためにラス(金網)を張ります。
 モルタルの水分がボードを傷めないように黒い防水シートを張っています。

 それぞれの分野でそれぞれ専門の職人さんが活躍する。それがリフォーム。現場には、さまざまな技術が詰まっています。


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