施工例
I様邸クロス貼り替え・床板貼り・床下防カビ防湿工事
2016年12月3日築30年のI様邸は、ダイニングキッチンの壁や天井の汚れに加え、廊下の床が沈み込むようになっていました。
床のトラブルは、下地合板の接着剤が湿気で劣化したのが原因。I様邸の北側は近くに川が流れていることもあって湿気が溜まりやすく、玄関や和室のじゅらく壁にも斑点状に黒カビが目立つ状態になっていました。
廊下床板貼り
床の沈み込みは床板の交換ではなく、床材を重ね貼りすることで対応。各部屋との段差が少なくなり、バリアフリー効果にもつながりました。
廊下が3センチほど高くなったので、踏み板を作製。靴の脱ぎ履きが楽になったと好評をいただきました。
伝統的なじゅらく壁は、カビが発生しやすいのが欠点。今回はじゅらくそっくりのクロスに張り替えました。
和の雰囲気を損なわず、お手入れも簡単です。
和室クロス貼り替え
黒カビが目立つ和室もクロスに替えました。触って目を近づけなければわからないほど、じゅらく壁そっくりです。
ダイニングキッチンクロス貼り替え
30年間使われてきた壁クロスはパリパリに硬化してひび割れているありさま。天井の汚れも目立ってきました。
既存の化粧板の上にベニヤ板を設置してクロスを貼りました。
床下防湿・防カビ工事
床の沈みや壁のカビは、床下からの湿気も原因の一つ。床下は白カビがはびこってまるで雪が積もったようになっていました。
そこで、床板張りやクロス貼り替えと同時に、床下の湿気とカビ・シロアリを除去・予防する工事を行いました。
白カビを除去し、ファンの設置と薬剤の散布・注入を行いました。
排気ファンと撹拌ファンの併用で、よどんだ床下の空気を動かし強制的に排気します。
お施主様のお話
「床下のことはなかなか確認しづらいのが不安でしたが、工事をしてもらった甲斐があったようで安心しました。
今ではファンが動いているのを確認するのが日課になっています。通気口に取り付けたひもが元気よくたなびいているのを見ると、気分的にも安心感というか、爽快感がありますね。電気代の増加もほとんど気にならないレベルです。
長年気になっていた壁や天井もすっかりきれいになって気持ちいいですね。エース・リフォームさんには細かなところまで配慮していただき、とても感謝しています。
大切な我が家が少しでも長持ちするように、これからも気を配っていきたいと思います。ありがとうございました」