お知らせ

飯田市動物園ミニSLの塗装ボランティアを行いました

2012年4月23日
 ウォースペイントは4月12、13日、飯田市動物園のミニSL「弁慶3世」号の塗装ボランティアを行いました。
 4月14日には動物園がリニューアルオープンし、塗り替えられた機関車は親子連れで大人気となりました。

施工前の弁慶3世号

 飯田市動物園のミニSLは、地元人の多くが幼いころに一度は乗ったことがある伝統の遊具。このたび駅舎が改築されたのに伴い、毎年園内の塗装ボランティアを行っている弊社にSL塗装のボランティア依頼が寄せられました。
 色あせや塗装剥げに加え、目立つのが粘着テープの跡。テープ跡を剥がし、機関車と客車座席を塗り替えるのが今回の作業内容です。

作業

養生
 作業に参加したのは計5人。
 まず列車を作業しやすい場所に移動してもらい、養生に入ります。
 機関車部分は文字やエンブレム、装飾線などが多く、養生テープを貼るのはなかなか根気のいる作業となりました。
 複雑な部分は職人が、それ以外の部分は営業スタッフが行いました。
粘着テープ跡剥がし
 「花電車」としてペーパーフラワーなどを飾ったことがあるのでしょう、車体のあちこちには粘着テープの跡が残っていました。
 べったりとこびりついている糊部分をシンナーで軟化させながら、布やヘラでこすり取ります。
 これまた根気のいる作業です。
塗装
 当初は一日で終える予定でしたが、ツートンカラーの客席などは塗料が乾くのを待って養生しなおさなければならないことから、翌日も作業を実施。
 通常業務もあり忙しい中でしたが、スタッフの頑張りで14日の改装オープンに間に合わせることができました。

塗装完了、オープン

 オープンした駅舎は親子連れで大賑わい。塗り替えられた弁慶3世号は帰省ラッシュの新幹線もびっくりの混みようです。
 
 粘着テープの跡はほぼ一掃。
 塗装によってミニSLならではの鮮やかさが蘇りました。
 桜も満開となり、春の暖かい風に乗って子どもたちの歓声が響きます。
 青少年育成に力を入れている弊社にとって、子どもたちの笑顔が何よりのご褒美です。
 弁慶3世号、これからもみんなを乗せて走り続けてくださいね!

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