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授業に使われた店舗写真 |
4人の”講師”が自己紹介 |
メーン講師の塩澤元幸さん |
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今回の授業は、職場体験を控えた同校2年生60人余が対象。塩澤さんが駒ヶ根青年会議所でキャリア教育を担当していたことがきっかけで実現しました。
ウォースペイントも青少年育成には力を入れていることから、塩澤さんからの依頼を受けて授業をお手伝いさせていただくことになりました。講師陣は元幸スタッフの小原さんを含めた4人です。
子どもたちが8つのグループに分かれ、厨房、客席、カウンターなどが写った写真を見ながら、お店を作り経営するにはどんな職種の人々が関わっているかを考える授業です。 |
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生徒たちといっしょに |
考えるヒントをアドバイス |
一人2グループを担当 |
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「建築」「飲食」「その他」のジャンルごとに、どんな仕事が必要かを考え、模造紙に貼っていきます。初めの5分間は各自が黙って考え、続いてグループごとに話し合いました。答えに行き詰まったりした場合には、我々スタッフがヒントを送ります。 |
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思いついた職種を出し合う |
「建築」分野を解説する和地室長 |
質疑応答 |
その後、講師陣が考えた職種を貼りだして「答え合わせ」。お店を作る「建築」の分野では、大工さんだけでなく基礎屋、設備屋、建具屋、クロス屋など、「飲食」では各種卸業者や小売店、厨房設備、金物屋。「その他」では官公庁や財務・法律関係のプロ、金融機関などの協力が必要であることを説明しました。
塩澤さんは「体験先でも、その職場の背後にはどんな職業の人たちが関わっているかを想像すると視野が広がります。居酒屋に欠かせない魚を例にとれば、駒ヶ根市やその近隣には船のエンジンや釣り竿を製造している企業があります。進学や就職などで外に出ても、故郷とのつながりを忘れないでください」と解説しました。
質疑応答では生徒から「体験先で分からないことを質問するにはどうすればいいですか」との質問が。初めての職場体験に生徒たちも緊張ぎみのようです。
塩澤さんは「まずは元気に挨拶するのが一番。積極的に質問すれば、大人はみな喜んで教えてくれますよ」と激励しました。 |
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生徒たちが考えた職種さまざま |
講師陣が作った「答え」例 |
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こうした授業を行うのは塩澤さんも我々ウォースペイントのスタッフも初めての経験。子どもたちのユニークな発想に驚きながらも、楽しい50分間を過ごさせていただきました。授業の後には反省会も行い、次の機会があればどんな授業運びがいいか、アイデアを出し合いました。
貴重な機会を与えてくださった東中の先生方、ありがとうございました。そして生徒さんたち、職場体験がんばってください! |
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